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平成ガメラとMTG(マジック:ザ・ギャザリング)の奇妙な関係

先日、ちょっぴりあたまのおかしいオールナイト興行に定評のある池袋新文芸坐で、昭和ガメラオールナイト4本立てを見てきた。
1965年の第1作目『大怪獣ガメラ』から『対バルゴン』『対ギャオス』『対バイラス(90分版)』というラインナップで、いまさっき『バルゴン』『ギャオス』で見たばかりの特撮シーンが『バイラス』で20分間まるまるバンク(使い回し)されるという素敵な内容だった。
しかし上映は思いの外満員で、「ガメラを4本続けて見てぇ!」という欲望を隠し持って生きている人の多さに驚かされた。
しかも、現在TOKYO MX2では平成ガメラが毎週放送されている。
もしかしたらガメラブームが来てるのかもしれない。
そんな局地的ガメラフィーバーに合わせて、ちょっと昔からガメラについて書きたいことがあったので書いおこうと思う。
そもそもどこかにコラムとして寄稿したいなーと思っていたのだが、冷静になると、こんなこと掲載させてくれるところ多分無い。
じゃあ良いよ!勝手にやるよ!



ガメラといえば、自分の世代的には平成ガメラ三部作だ。
95〜99年に公開されたこのシリーズは、アナログ技術を使った特撮怪獣映画の一つの到達点といえる。
その魅力の三大要素をあげるなら、『シン・ゴジラ』でもその名を轟かせた樋口真嗣監督による超クオリティの特撮、金子修介監督によるリアルで重厚な演出、そして伊藤和典氏によるSFマインド・ファンタジーテイストにあふれた脚本だ。
特に伊藤氏による脚本は、「古代アトランティス大陸にいたらしい、なんかデカイ亀」という昭和ガメラのぼんやりした出自を、「実は超古代文明によって作られた生物兵器だった!」というかっこよすぎる設定にしたことで作品の方向性を決定付けた(ちなみに平成ガメラの世界にはフツーの亀は存在しないという裏設定がある)。
そんな伊藤氏だが、ガメラの制作当時「とあるもの」にハマっていて、その片鱗が平成ガメラの隅々に現れている、というのが一部のファンの間で知られている。
さて、ここでやっと本題だが、…皆さんは『MTG(マジック:ザ・ギャザリング)』を知っているだろうか。

今、そっとブラウザを閉じる音が世界中から聞こえてきたんだ。
「ガメラも知らないのに、そのうえまたMTGの話題かよ、知らないの二乗だよ!」という声も聞こえてきそうですが、今日に関しては帰るの許す!
良いよ!勝手にやるよ!

そう、平成ガメラの中には、世界最古のトレーディングカードゲームであるMTGへのリスペクトが散見されるのだ。
伊藤氏のインタビュー記事が載ったMTG専門誌も発見できたので、MTGと平成ガメラの間にあるミッシングリンクをここに記していきます。



平成ガメラ3部作の中で、MTGの影響が色濃く感じられるのは、第三作目『ガメラ3 邪神〈イリス〉覚醒』である。
伊藤氏がMTGに本格的にハマったのは、はじめて日本語版が発売された「第4版」というシリーズの頃からだとMTG専門誌のインタビューで答えている。
この第4版(日本語版)が発売されたのは96年の春なので、99年に公開された『ガメラ3』の制作時にはMTGにハマっていたとすると時系列的に一致する。
逆に、95年96年に公開された1作目、2作目に関してはMTGの影響がほとんど無いだろう、ということも言える。
いくつかある平成ガメラとMTGのリンクの中でもっとも具体的なのは、「Nevinyrral’s Disk」だ。


※NevinyrralのDisk

『ガメラ3 邪神覚醒』の劇中には、とあるCD-ROMのシミュレーションゲームが登場する。
PC画面上に表示されるこのソフトの名前が「Nevinyrral」で、これはMTGのカード名「ネビニラルの円盤」から取られている。



このカードの効果は「すべてのクリーチャーとアーティファクトとエンチャントを破壊する」、要するに大体全部をぶっ壊す豪快なカードなのだが、これを環境破壊シミュレーションソフトの名前に使っているのだ。
さらに、この「Nevinyrral」は、そもそも「Larry Niven(ラリー・ニーヴン)」のアナグラムだ(MTGwikiより)。
ラリー・ニーヴンはSFファンタジー作家で、『魔法の国が消えていく』などで魔法の力を有限のものとしてロジカルに表現した「マナ」の概念を作り、MTGの「数値化されたマナを使って魔法を唱える」というシステムに大きな影響を与えた。
平成ガメラの世界にも「マナ」の概念は登場し、第二作目でガメラが地球上のエネルギー・マナを集めてプラズマに変え強敵・レギオンを撃退したため(いわゆる元気玉)、枯渇したマナの影響で『ガメラ3』に登場するイリスやハイパーギャオスが覚醒してしまったという流れがある。
伊藤氏は、「Nevinyrral’s Disk」と名付けることで、MTG、さらにその元ネタであるラリー・ニーヴンの『魔法の国が消えていく』に敬意を捧げたのだと語っている。

MTG専門誌でのインタビューでもうひとつ興味深いのは、怪獣のデザインにもMTGの影響が伺えることだ。
伊藤氏は、『ガメラ3』に登場する異形の怪獣・イリスのデザインソースとして「”またたくスピリット”みたいのがいい」と樋口監督に伝えたという。
それも、「アイスエイジ」に登場するデザインだと指定したようだ。
アイスエイジの「またたくスピリット」がこれだ。



樋口監督は「きれいすぎる」と返したようだが、翼の感じや、光る単眼はイリスのイメージに生きている。
特にイリスの飛行時の翼には、またたくスピリットの遺伝子がかなり感じられる。


※イリス飛行形態

さらに、これは関係者の証言はないのだが、個人的にどうしてもイリスのイメージソースの一つではないかと思っているカードがあるので、それも載せとこう。
※比較用にイリスも




※イリス

これは、「メタリック・スリヴァー」というカードで、色と言い、頭部の刃物のようなデザインと言い、爪のついた触手と言い、イリスへのミッシングリンクを感じさせはしないだろうか。
このカードがMTGの「テンペスト」で登場したのが97年の10月、『ガメラ3』の公開が99年の3月。
平成ガメラは概ね1年の製作期間があったというので、時期的にもドンピシャじゃなかろうか。

というわけで、今日は平成ガメラとMTGのちょっとした関係を紹介してみた。
平成ガメラが死ぬほど好きで、しかもMTGが死ぬほど好きな人はそんなにたくさんはいないだろう、なら俺がやらねば誰がやる!という使命感もあり。
つまり僕が言いたのは、MTGをやってる人はみんなガメラを見るべきだし、ガメラを見ている人はみんなMTGをやるべきということだ。
シンプルだ!

タカハシヒョウリ

ありがとうイクサラン、さようならイクサラン

MTG(マジック:ザ・ギャザリング)に相変わらずハマっていて、睡眠時間とお金を吸い取られている。
MTGでは各セットごとに世界観となる「次元」を渡り歩いて、その次元にまつわるカードを扱う。
来週から「ドミナリア」という次元が舞台になるのだが、このドミナリアは25年の歴史を持つMTGの中でも、ストーリーの中心に位置する次元だ。
25周年でホームタウンに久々に帰還し、さまざまな昔懐かしいキャラクターたちが再登場し出迎えてくれる展開というわけだ。
要するに、めちゃくちゃ燃える展開で最高なのだが、
おそらくこのドミナリアの盛り上がりの陰ですぐに忘れ去られていくであろう次元が、1つ前のセット「イクサラン」だ。
ドミナリアの前にプレイヤーたちが来訪したこの次元は、恐竜と海賊と吸血鬼と半魚人がウロウロしている陽気な次元だった。
一部のレアを除いては、カードパワーも低く、チマチマした半魚人や海賊が大自然の中で、どつきあっている。
ドミナリアでは、悪魔や天使が空を舞い、ドラゴンが派手に火を吹いているのに比べるとかなり地味な次元だった。
おそらく売り上げも大したことなかったと思う。
しかし、僕はイクサランを一生忘れないだろう。
僕にとってイクサランは、初めて本気で、今一歩踏み込んで取り組んだセットだったからだ。
MTGの遊び方の1つに、その場で出たカードだけで遊ぶ「ドラフト」というものがある(興味がある人は調べてね)
僕はこれが大好きなのだが、イクサラン環境では100回以上はドラフトした。
ぜんぜんうまくならなかったが、本当に多くの楽しさと、学びを与えてくれた。
どんなことでも、ある一定以上やり込めば見えてくるものは、ある。

いつか、誰かもがイクサランなんて忘れた頃には、またここを訪れたい。
たぶん相変わらずパワーが2、タフネスが1しかないチマチマした海賊や半魚人がどつきあい、雑にデカイ恐竜が出た返しのターンで何もせずに除去されていることだろう。
その時には、もうちょい君たちをうまく扱えるように成長しておくからな。
ありがとうイクサラン、さようならイクサラン。






オマケ・
マーフォーク思い出集






怪奇の町の上、正義の星の下

明日、科楽特奏隊のメジャー2ndアルバム『怪奇と正義』がついに店に並ぶ。

 

1作目『ウルトラマン・ザ・ロックス』ですら出せたことが奇跡のようなもんなのに、まさか2作目、しかもウルトラマンの主題歌「以外」の楽曲のカバーアルバムという変化球…いや、魔球を繰り出せるとは感慨もひとしおである。これも一作目を手にとってくれたみんなのおかげである。

 

しかし、どう考えても売れる気がしない。

「そんな風に言わないでください!」「ふざけるな!」という叱咤の声が聞こえてきそうだが、ちょっと、ちょっと待ってほしい。リード曲が『恐怖の町』、2曲目は『戦え!アイゼンボーグ』である。世間的な意味で売れる要素は、部屋中見渡しても見当たらない。

もちろん最高に最高だが、最高の異常事態である。この時代にこのアルバム、作る方も作る方なら、企画を通した方も企画を通した方なのだが、しかし、この作品に関わった多くの人たちの黒歴史になっては僕も目覚めが悪い。夜道も危ないかもしれない。

しかも何より、良いのだ、このアルバム。間違いなくクールなのだ。そこで、このアルバムのセルフライナーノーツを書き残しておきたい。そしてあなたには、「聞く方も聞く方」になって一緒にこの歴史的突然変異の共犯者になってほしいと思う。生粋の特撮愛を持つ皆さんにはもちろん、ここに入ってる楽曲を知らない君にも、ちょっとしたマニアックさをむしろスパイスにできる強靭な舌をもって、この『怪奇と正義』を味わってほしい(まるなげ)。

 

 

 

そもそも、このアルバムこそが、科楽特奏隊のやりたかったことそのものの一つであり、『ウルトラマン・ザ・ロックス』だけでも、『怪奇と正義』だけでも完結しない世界なのだ。

二つは表裏一体の兄弟で、まさに「怪奇」と「正義」、言うなればウルトラマンとザラブ星人。二つ揃って存在して初めて僕たちが円谷プロダクションの協力を得て作品を発表している意味がある。

僕たちは別に有名作品だけが好きなわけでなく、マニアックさだけを愛しているわけでもない。

基準はただ自分たちが面白いと思うか、そして良い曲だと思うかどうかだけ。ここに並んだ11曲は、そんな僕たちが演奏してみたいと心から思った名曲たちだ。

 

 

1、恐怖の町 (新録バージョン)

『怪奇大作戦』より

バンドマジックのないバンド音楽なんていらない。そういう意味で科楽特奏隊はやはり突然変異ではあるがバンドで、初期から演奏しつづけてきたこの曲には科楽特奏隊のマジックが詰まっている。

原曲の2倍速くらいにして、ひたすら全力のバンドサウンドでかき鳴らしているだけのこの曲が最高にかっこいいのは、楽曲の力であり、マジックの成せる技だ。

そもそもこの曲には原曲の他にリスペクトした曲があり、それは結成時からのイメージ元でもある。

約20年前にリリースされた特撮バンドカバーの先人『特撮狂(特撮クルー)』に収録されたMAD3による『恐怖の町』がそれである。こちらはインストだが、そのエネルギー量は凄まじく、僕自身心から好きな特撮カバーの1曲だ。これくらいのブっ壊しかたで、クールさで、特撮音楽をバンドでやりたい、と思えた曲だ。

 

1968年の放送から50年を迎える『怪奇大作戦』は、僕自身が卒業しかけていた「特撮ドラマ」にザバーンとジャンピング出戻りするきっかけとなった作品だ。

ファミリー劇場での全話一挙放送で見たときの衝撃は忘れない。ヒーローも怪獣も出てこないこの作品の、ときに本格派、ときにカルトな魅力。怪獣の不在を埋めるレベルの岸田森の存在感、ATG映画を見ているような気持ちにさせてくれる実相寺監督の演出、ときおりある「むちゃくちゃすぎるわ!」というチープな脚本、、、魅力を語り出せばきりがないのでこの辺にしておくけど、とにかくリスペクトが詰まったこの曲を50周年というタイミングでアルバムの冒頭に持ってこれたのは嬉しい限り。

 

 

2、戦え!アイゼンボーグ

『恐竜大戦争アイゼンボーグ』より

ここ最近の大出世シリーズ、その前が『レッドマン』なら、最近は『アイゼンボーグ』だろう。特撮とアニメの融合という、日本でもかなりマニアックな部類に入るこの作品が、はるか海を渡った中東で根強い人気を誇り、とあるサウジアラビアの熱烈なファンの呼びかけで40周年の節目に新作が作られた。まさに奇跡の復活を遂げた作品だ。

今回の『アイゼンボーグ』収録に、そのサウジアラビアの富豪ジャッラーハもSNSで喜びの連絡をくれた。「アイゼンボーグ」でエゴサーチしているその執念にも驚かされたが、規模は違えどジャッラーハがやっていることと、僕らがやっていること、根底では気持ちは近いと思っているので、とても嬉しかった。

そんなわけで今最高にホットな曲を、アークティックモンキーズ風の骨の太いサウンドでゴリゴリとやってみた。恐竜が押し寄せているイメージだ。やはり好きなのは恐竜の名前を連呼するパートだ。1番で叫ばれる名前が「ぜんぶ草食恐竜」と知ったときは笑ってしまった。この曲のベースは特撮バンドマン界の兄貴、出口博之兄さんに弾いてもらった。言うなればゾフィー的な助っ人だ。めちゃくちゃ出口節なので、必聴。

 

 

3、夢のヒーロー (リミックスバージョン)

『電光超人グリッドマン』より

僕らの子供の頃のリアルタイム円谷作品は少なかった。そんな円谷冬の時代に颯爽と現れたのがグリッドマンだ。

コンピューター世界に現れる怪獣を撃退するヒーロー、というインターネットの普及やコンピューターウイルスの問題を先取りしまくった作品で、マジで早すぎた。リアルタイム放送でどハマりした最初の円谷ヒーローかもしれない。この作品に出てくる手作りパソコン「ジャンク」に憧れて、道端に落ちている電子部品を全て拾い集めるという奇癖が身についた。今年は35周年で、時代が追いついて新作アニメ化が決定している。

オープニング楽曲である「夢のヒーロー」も、子供の頃から大好きな歌で、特に熱い歌詞が最高だ。科楽特奏隊では、よりシティでポップな感じを目指してカバーした。遼さんによるシンセが、コンピューターワールド感を醸し出しており、歌に乗ってくるエミソンヌによるソウルフルなコーラスもかっこいい。僕のギターソロもすごい良いと思うが、あまり聴こえない。よく聴いてみてほしい。

 

 

4、レッドマン

『レッドマン』より

ここまで書いてみて、長文になりすぎてて、このままだと発売までに書き終わらない気がしてきたのでちょっと加速しようと思う。

近代1のバズりヒーロー・レッドマン。円谷作品をみんなで見て突っ込んで盛り上がる、という感覚を広く共有したエポックメイキングなヒーローだ。ちなみにこういう楽しみ方を「キャンプ」という。アメリカだと、キャンプな映画をみんなで見て笑って楽しむパーティー文化が昔から広く根付いているらしい、という話を中学生くらいのときに知って、憧れが止まらなかった

レッドマンは、わずか5分ほどの番組内で、突如現れ、普通に歩いてるだけの怪獣に襲いかかり刺殺する。そのシュールな姿から「赤い通り魔」の異名で大人気となった。僕らもその人気にあやかろうと、オマージュ映像を作ったのだが、まったくバズらなかった。いつの日か本家レッドマンのように日の目を見ることに期待したい。

 

 

5、アンドロメロス

『アンドロメロス』より

さて、アンドロメロスである。今作の最大の問題作とも言われている。アンドロメロスといえば、鎧に身をまとった4人の戦士たちが活躍する5分ほどの特撮番組で、学年誌なんかの特撮グラビアがTV番組になったような独特のユルい味わいがある。第1話の冒頭から、4人のうちの1人・アンドロウルフが負傷していてお留守番という展開が衝撃だ。

この水木一郎さんが歌うアンドロメロスの主題歌、明朗としたポップな楽曲なのだがカバーがめちゃくちゃ難しく、一番難航した。一度まとまりかけたアイデアを全部捨てて、ある方向性に振り切ってアレンジした。それが「ジミヘンがアンドロメロスをカバーしたら」である。

伝説のロックギタリストであるジミ・ヘンドリックスがアンドロメロスを演奏したら…そんなイメージだけを胸に、スタジオでマーシャルをフルボリュームの爆音で鳴らして録ったのがこのアレンジだ。楽器は、ギターとドラムに、出口さんのブイブイと暴れるベースのみのスリーピースで、気分はジミ・ヘンドリックス&エクスペリエンスである。これは世界初のアプローチだろう(アンドロメロスをカバーしている人が他にどれくらいいるかわからないが)。結果的に入魂のアンドロメロスになった。

 

 

ぜんぜん短くならねぇ!ここからもっと加速する。

 

 

6、快獣ブースカ

『快獣ブースカ』より

全国のエミソンヌファンの皆様、お待たせしました。今回もエミソンヌが歌う癒しの時間をご用意しました。

楽曲は円谷の誇るマスコットキャラ・快獣ブースカ!

とにかくエミソンヌの歌の可愛さが際立つように、ウクレレなんかを弾いてシンプルで牧歌的なアレンジにしてみた。可愛くってなんだか泣ける、最高の折り返し地点になっている。

 

 

7、ミラーマンの歌

『ミラーマン』より

ミラーマンの歌は本当に独特で、なんとも不思議な魅力がある。ロックにもアレンジできそうだったが、朝焼けの中に溶けていくようなサイケデリックなアレンジにしてみた。60年代のソフトサイケバンドや、Flaming Lipsのようなイメージだ。一度こういう方向性で特撮音楽をアレンジしてみたかった。

ところで、かつて中原昌也さんの暴力温泉芸者が「ミラーマン」のカバー(?)をアルバムに入れていた。それが、誰かわからない素人がカラオケボックスで歌うミラーマンを適当にマッシュアップした感じの音質の悪い気の狂ったトラックだった。あれはマジでなんだったのか、一度聞いてみたい。

 

 

8、ファイヤーマン(新録バージョン)

『ファイヤーマン』より

子門真人はロックである。

これは真理である。

白人的なロック、黒人的なソウル、そして日本人的な叙情、これらが渾然一体となった唯一無二のグルーヴを持つシンガー。

この稀代の歌い手が、数多くの子供番組の主題歌を歌い残してくれたことは、この国最大のロックの幸運の一つだろう。

彼が残してくれたロック的遺伝子は、日本人のDNAの奥底に眠っている。

 

 

9、ULTRA7

『ウルトラセブン』より

主題歌の方でなく、劇中にかかる英語の歌である。ポインターの走行シーンや、ウルトラホークの発進シーンで流れる、ウルトラシリーズ史上もっとも洒落た曲だと思う。

科楽特奏隊バージョンでは、福田"キング"裕彦さんのピアノをフィーチャーし、「発進してる感」満載の疾走感あるアレンジを目指した。車の運転中などに聴いていただきたい。事故は起こさないでいただきたい。

もう一つ、この曲の間奏でナレーションを入れているのは、ウルトラマンシリーズで監督を務める田口清隆監督である。超豪華である。これ、原曲のナレーションを満田かずほ監督が担当していることへのリスペクトを込めて田口監督にお願いしたのだ。

 

 

10、TACの歌

『ウルトラマンA』より

僕が愛してやまないウルトラマンAの、防衛チーム・TACのテーマ曲だ。この曲は最高で、劇中でTACの隊員たちがこの歌を歌う、というメタなシーンがあるのだ。つまり、ウルトラマンAの世界にもこの歌は存在するようだ。なのにこの曲、基地の所在地や、兵器の存在隊員の個人名まで歌詞で暴露している。この危機意識のなさが第2期ウルトラの魅力だ。

特に好きなのは2番で、ここに「ドルフィン2号」というマシーンが出てくるのだが、劇中で一度も出てこない。じゃあ、1号は出てくるのかというと1号も出てこない。そもそも富士五湖の基地に格納された潜水艦なのだが、富士五湖は海につながっていないので海に出れない。おそらく、劇中に出てこなかったのは、富士五湖の湖底をずっとさまよっていたからだろう。

この曲のアレンジ元は90年代のバンド・NIRVANAである。TACの歌をグランジ調に、という遼さんの発想にも驚かされるが、個人的にもNIRVANAは心から愛するバンドでたくさんのNIRVANAリフを曲中に散りばめさせてもらった。好きな人は探してみてください。

 

 

11、マイティジャックの歌

『マイティジャック』より

 

アルバムの最後を飾るのは、「怪奇大作戦」と同じく放送50年を迎える特撮ドラマ「マイティジャック」である。

マイティジャックは、巨大ヒーローが登場せず派手さはないが、とにかく一つ一つのアイテムや設定がセンス良い。冨田勲さんが作曲したこの曲も、ものすごく洒落ていてかっこいい。子供向け番組でありながら、楽曲の半分以上がインストというのもセンスにあふれている。冨田さんの特撮番組の主題歌といえば「キャプテンウルトラ」もすごい曲だ。

遼さんのシンセが映えるニューウェーブ調となっている。個人的にこだわってグレッチで弾いたギターソロの音色が良い感じである。

最後を飾るにふさわしい大作になっていると思うので、ぜひ一緒に合唱しよう。

 

 

 

というわけで、怪奇の町の上、正義の星の下、僕のオタク人生の記念碑にして、音楽人生的にも趣味嗜好をつめこんだ『怪奇と正義』が世に出る。

科楽特奏隊というバンドが生まれたのは、きっとこんな作品を残していくためだったんじゃないかと思う。

 


2017年に書いたコラムからいくつかまとめ

あけましておめでとうございます。

今年も何卒宜しくお願いします。

三ヶ日、いよいよ暇になってきた人向けに、

2017年に書いたコラムからいくつか選んでみました。

コラムってほら、ちょっとした暇つぶしになるのが最大の役目だから。

 

 

1、”ゴジラ映画史上最大の異端児”板野義光監督に捧ぐ『ゴジラ対ヘドラ』にまつわるエトセトラ

http://www.cyzo.com/2017/06/post_32963.html

 

2、追悼トビー・フーパー!伝説のホラー作品『悪魔のいけにえ』の撮影現場は、映画以上の地獄だった!

http://www.cyzo.com/2017/11/post_141934.html

 

2017年は多くの敬愛する映画監督が逝ってしまった。

海外では、ホラー映画界の二大巨頭である『ゾンビ』のジョージ・A・ロメロと、『悪魔のいけにえ』のトビー・フーパーが同じ年に逝ってしまったのは印象的だった。

『ゾンビ』も大好きだが、最高のホラー映画の一本は?と聞かれたら『悪魔のいけにえ』と答える。

そんな『悪魔のいけにえ』の出演者や関係者のインタビューをまとめたどキュメンタリー映画がめちゃめちゃ面白かったので、そこからまとめたのが上記のコラムだ。

そして国内では、僕がもっとも愛するゴジラ映画である『ゴジラ対ヘドラ』の監督・板野義光監督が逝去した。

板野義光氏は、ただゴジラ映画史上最大のカルト作を撮ったというだけでなく、映画の世界に残るたくさんの功績を残している。

このコラムでは、その功績を極力わかりやすくまとめつつ、『ゴジラ対ヘドラ』について語りたいことは全部詰め込んだつもりだ。

もう、『対ヘドラ』について書くことは残ってねぇ!って勢いで書きました。

 

 

 

3、『MtG』巨大トーナメントにバンドマンが参加してきた! 今だからわかるTCGの魅力

http://kai-you.net/article/41888

 

4、マジック:ザ・ギャザリング 八十岡翔太に訊く“プロプレイヤー”の世界

http://spice.eplus.jp/articles/115679

 

一昨年から、『マジック:ザ・ギャザリング』に激ハマっている。そのMTG関連のコラムもいくつか書かせてもらった。

できりかぎり、カードゲームファンでない人にも読める感じをめざしました。

この時に対談させていただいた八十岡翔太選手は、このあとワールドマジックカップでも活躍し、日本代表チームを優勝に導いた。

決勝を生放送で見ていたが、世界一がかかっている場面での完璧なプレイングに、本当に感動しました。ヤソ選手おめでとうございます!

「なぜ大人がカードゲームにハマるのか」ということを書いたのが、上のKAI-YOUのコラム。

いや、楽しいからハマるんだけどね、それがなぜなんだ?って文章にしてみると自分で驚くような発見もある。

何かをわかってるから書けるんじゃない、何かを書く過程でやっと少しわかるんだ。

何かをわかりたくて、書くんだね。

誰にだってできることだ。

 

 

5、映画『光』にも出てくる「音声ガイド」ってなに? 映画の「視覚障害者向け音声ガイド」の現在を体験してきた【前後編】

http://spice.eplus.jp/articles/143066

http://spice.eplus.jp/articles/137295

 

昨年、力を入れて前後編でまとめたコラム。

視覚障害者向けの映画のナレーション=「音声ガイド」という馴染みない世界に飛び込んで、自分の身体や五感を使ってみた。

ある意味で、自分は感性的な人間じゃないんだと思う。反射力に欠け、どこか理屈っぽく、まとめたがり。

そんな自分にできることを探している。

視覚障害者モニターの「まさこさん」との会話をふと思い出す時がある。

「伝えたい気持ちが強いのね」と言われた場面を、ふと思い出す。

 

 

6、「岡本英郎さんに聞く『バーザムの真実に迫る&全仕事史インタビュー』

アニメ編

http://spice.eplus.jp/articles/124374 

特撮編

http://spice.eplus.jp/articles/126417 

 

昨年、書いたコラムの中でもっとも反応が大きかったのが、この岡本英郎さんインタビュー。

「バーザム」初プラモ化のタイミングでもあって、たくさんの人に読んでもらえた。

自分自身も、本当に知りたいことをザクザク聞けて、興奮の時間だった。

自分的に、対談やインタビューをした人には、自分のコラムに登場したことによって「得」してほしいと思っている。

そんなわけで、岡本さんの原画集を待ってます。

 

 

 

今年も、文章を書く機会があったら、その都度たのしんで書いていこうと思う。

こうしてみると、2017年は真面目な文章が多い、もうすこしどうでも良いものも書きたいところ。

とにかく、どこかの誰かが、ちょっとニヤリとしたり、ほほうと思って、ちょっとした時間の1ピースになったら嬉しい。

それが良い!


profile

タカハシヒョウリ



音楽家(ミュージシャン)、作家



ロックバンド、オワリカラのvo,gtとして活動開始。
ソロミュージシャンとしても楽曲提供や、独自のスタイルのプロデュースを行う。
特撮音楽をテーマにした特撮リスペクトバンド・科楽特奏隊としても活動。
また、音楽、漫画、特撮、映画、アナログゲームなどサブカルチャーに対する必要以上に深すぎる造詣と愛から、ブログに書き続けていた各種の記事が各方面で話題を呼び、『SPICE』『日刊サイゾー』『Skream!』『MARQUEE』などへのコラム連載、ファッション誌『ar』WEBでの連載、ラジオや番組への出演なども多数。


※お問い合わせは


owarikara@hotmail.co.jp まで



「ラブリー開発ツアー」

22本の全国ツアー、ラブリー開発も残す所あと一本。
ここまでの21本、見に来てくれたみんな、一緒に回ってくれたバンド、本当にありがとう。
そのラブリー存在がなければ、絶対実現できない開発でした。
明日、渋谷clubasiaでこのツアーもファイナルを迎えます。

ツアーやワンマンについて、ブログを書こうと思うもなかなか書き進まずついには前日の夜になってしまった。
なんか良い感じの振り返りとか、なんか告知につながるようにとか、取り繕ってブログを書こうとしてたかも。
でもまぁ、ここは僕の脳の拡張空間だから。未整理で当然。
何度かのクリックを経てこのブログまでやって来て読んでいる人は、相当な物好きだと推測されます。
そんなあなたに洗練(!)された文章を読んでもらっても仕方ないので、書きたいように書きます。


さて、オワリカラ、夏に20本、秋に22本。
こんなにツアーをしたのは久々、数年前の『Q&A』の頃以来だろうか。
いや、ギュッとされてる感はそれ以上だなぁ。
それも、ある時期のいろんなイベントに呼ばれて、フェスに出て、という勢いで走れる季節が過ぎて、イチからこういうツアーをやるのは、またちょっと意味合いが違うことだ。
今、各地でたくさんの人に足を運んでもらうのは、なかなか難しい状況だ。
ツアーの内容にはめちゃ手応えがあるが、同時にいわゆる「バンドにとって苦しい時期」ってやつにも該当するのかもしれない。
メンバーそれぞれの暮らしにも当然の変化があって、 全国ツアーと言っても簡単にできることじゃないなぁと思う。
じゃあ、なんで今ロングツアーをやるのか。
それも史上一番くらい怒涛なやつだよ。
もちろん、たまには日本中に顔見せに行きたいよっていうのがある。
(「数年前のツアーぶりに見に来たよ!」って人も各地に待っててくれて、ありがたかった。)
それでツアーの役目は充分なんだけど、もうひとつ。
オワリカラ、来年の春でこの4人で初めてステージに立ってから10年経ちます。
自分に「周年」って言葉はむず痒いけど、「10周年」として色々プランが浮かんできたりしてる。
でも、それを迎えられるだけのバンドの体力が、自分たちにあるのか知りたかった。
(肉体的な体力ではございません、心も体も良い状態です。)
果たして10年目を走り抜けられるバンドの生命力や資格があるのか。
「これが10年目にして最新のオワリカラでござい!」という姿を、愛してくれた人たちと、まだ見ぬ人たちに見せれない、ただのボヤけた記念品になるなら意味がない。
「ただバンドを続けること」自体を目的には、したくないのだ。
「未来を覗いて、これから10年先もニルヴァーナの曲がプレイできるなんて言うことは、俺にはできない」
これは高校生のころに読んだカート・コバーンの言葉だが、自分にはこれがフェアな姿勢だと思ってきた。
何かが未来において、今のまま変わらず存在するなんて、誰が確約できるだろうか。
あるかもしれないし、ないかもしれないから、今を重ねるのだ。


それでツアーをやってみての結論はどうだったのかというと、正直わからない笑。
明日のツアーファイナルが終わったら、わかるかもしれない。
やっぱり未来のことはわからないかもしれない。
ただ、「今」歌いたい歌を作れて、毎夜バンドが良い演奏をしていて、新しいスタッフと一緒に考え、一部の人たちが力を貸してくれて、そうして出来上がったシングルやライブを、聴いてほしいっていうのは間違いないことだ。
(僕は「ベルトコンベアー」「baby please wake me up」「ラブリー」「誘惑されちゃう」の4曲がめちゃめちゃ好きだ。これをかけながらドライブしたいほどだ。運転できないけど。)
このツアーの中に新しい発見と進化がたくさんあって、明日、それを最高の状態で見せることを約束するよ。
明日のワンマンが、めちゃ楽しみだ。


あれは福岡だったと思うけど、カメタク&スタッフと飲み屋に入った。
亀田くんが「いろんな時期があったけど、不思議と、このバンド"ダメだ"と思ったことがない」と言った。
それ、すげーラブリーだと思った。

最近書いたもの

最近書いた原稿を、
新しいものから順に載せていきます。




デザイナー・岡本英郎さんインタビュー前編。

MSバーザムプラモ化記念を期に、念願だった企画がやれて良かった。

岡本さんは、エミソンヌ(おかもとえみ)のお父様であり、様々なアニメや特撮で活躍したデザイナーです。

世のバーザマー(MSバーザム愛好家)から、大きな反響があって、SPICEは局地的にこんなわけわかんないことになった。感謝!
次元が歪んでるみたい。

後編は、現在編集中。
後編の「特撮編」も、すこぶる面白い。
まもなくだせます!





「昭和最大のミステリー」下山事件をめぐる書評コラム。

めっちゃ気合い入れて、足も使って書いたコラム。
大して話題にならなかったけど、頑張った!

そして、最近「文庫X」こと『殺人犯はそこにいる』とならんで、『下山事件 最後の証言』が本屋にならんでるらしいのだけど、ぜんぜん次元の違う本だと思う。だから、それはダメ!
そういう意図でこのコラムを書いたんだけど、広めるのがなかなか難しいなぁ。







これは番外編で、
六本木ヒルズ『MARVEL展』の動画レポート。

この「すげーやべー」しか言ってない動画ですが、MARVELの公式ってあたりが一番すごくてやばい。

しかし、『ガーディアンズオブギャラクシーリミックス』良かった!
完璧な娯楽作。
みんな最高!








子供の頃に夢中になった『ウルトラマン超闘士激伝』の原作者・瑳川竜先生との対談。
まず誰よりも自分が嬉しい系のやつです。
瑳川先生は、またの名を『ダイの大冒険』の三条陸先生。
久々にダイを読み返して、ミイラ化するほど泣いた。
昔買ったカードダスにサインをもらってホクホク。





ちょっと趣旨を変えてみた、グルメ系コラム。

「ラーメンは減点法の食べ物」っていうのを流行らせるまで僕は言い続ける。
ちなみにここに出て来るラーメン屋は本当に美味しい。






おれがやりたいだけシリーズ。
いま自分がハマっているカードゲーム『マジック:ザ・ギャザリング』のプロプレーヤー・八十岡翔太さんにお会いして、「カードゲームのプロ」について根掘り葉掘り聞く企画
八十岡さんは素晴らしい人で、対戦までできて、楽しかった。
これも、反響が大きかったなぁ。
何よりすごかったのが、日本中のバンドマンから「記事読みました!おれもMTGやってるんです!」っていうメッセージが届いたこと。
同志が多くて嬉しかった。
実際にそういう人と遊んだりもできた。
本当に書いて良かったな、って思う記事。






劇場版『ウルトラマンオーブ』の、「世代を超えたウルトラマン座談会」。

オーブ・石黒英雄さん、エックス・高橋健介さん、そしてウルトラセブン・森次晃嗣さん。
レジェンドがルーキーにエールを送り、ルーキーはレジェンドの言葉から何かを受け取る。
そんなウルトラマン同士のエールの贈り合う姿を目の当たりにできるという感動と、そこにウルトラマンでもないのに同席してる自分の謎感も含めて、忘れられない時間でした。






『DAVID BOWIE展』に潜入した、その記録。

この手の展示に行くことが多いけど、DAVID BOWIE展の巨大さ、その情報過多と乱雑さは、特筆に値した。
つまり、とても画期的で、何か書かずにいれなかったってことです。






伝説の「元祖インディーズアイドル」宍戸留美さんと、その1stアルバムの作曲を担当した福田裕彦さんの、27年ぶりの「初対面対談」。

このあとライブでも共演させてもらいました。
これがきっかけで…はないだろうけど、宍戸さんと福田さんの27年ぶりのアルバムの企画が進行中で、クラウドファンディングをやっているそうです。
ぜひチェック!


あと、『映画秘宝 究極オールタイムベストTOP10』にも寄稿しました。




何か忘れていたらごめん!

30年目2

年越し蕎麦(カップ)を食べてきたので、続きを書こうと思ったら書けなくて昼。

この年越し蕎麦を食べる風習だけは、なぜか途切れたことがない。

さて、もう昨年の話だけど、

昨年はもう1枚、アルバムをリリースできた。

特撮リスペクトバンド「科楽特奏隊」の2ndミニアルバム『ウルトラグレイトフルヒッツ2』。

2016年は、特撮的に超熱い、超熱くてヤバい〜っていう1年で、その熱さ指数はたいへんなものだった。

なぜなら、まずわれらの「ウルトラマン50周年」!

これを祝うアルバムを作らなくて何が特撮リスペクトだよオバカ野郎!というわけで、おそろしく時間が無い中、メンバー死ぬ気で作った円谷プロ曲のカバーアルバム第2弾だ。

古今東西たくさんカバーされている「ウルトラマンの歌」に新解釈を導き出せるか、というのが1番の目標だったけど、ちゃんと達成出来たと思う。

必殺技は「Kula Shaker+ウルトラマン」だ!僕にとっては結果的に今年を象徴する曲の1つになった…。

そして、もうひとつの経験も本当に貴重だった。

「ウルトラマンの歌」のMVで初めて監督として参加して、初代ウルトラマンのスーツアクター・古谷敏さんに主演して頂くという夢のような。

敏さん、映像チーム、ありがとうございました。

みんなが現実に職を書く中、幼稚園の卒園手形で「ウルトラマンになりたいです!」という壮大な夢を語ってから25年、ウルトラマンにはなれなかったけど、本物のウルトラマンの前で「ウルトラマンの歌」を歌うミュージシャンになったぞおまえ。

 

 

さらにもう1枚、シングル。

『ご当地怪獣のテーマ』は、楽しさMAXで作ったな。

ポケモンいえるかな?みたいなパートもあるし、パワーポップな展開もある、

中村遼兄さんとの共同作業が楽しかった曲。

しかも思いつきで英語版と中国語版をレコーディングしたのだが、

中国語がムズすぎて、翻訳の付さんにダメ出しされまくり本当にレオの特訓みたいなレコーディングになったのも印象的だ。

あまり宣伝できてないけど、この苦労した三ヶ国語シングルGETしてほしい。

この他にも『ドキラの祈り』『獅子仮面あうん』というオリジナル曲を書いたのだが、今年は世に出したいものだ。

今年は「ウルトラセブン50周年」がやってくる、これもまたやらないわけにはいかない…!

 

2016年、実現できなかったことが

「タカハシヒョウリソロバンドセット」の音源を作れなかったこと。

これは今年、絶対やりたい(クリアしなくちゃ壁は高いけど、応援してくれー)。めっちゃ良いアルバムになる自信がある。

学生時代から事あるごとにピアノを弾いてきてくれたアラカキヒロコが活動の拠点を沖縄に移すということで、

ライブ活動はもう出来なくなるだろう(もともと年に数回しかやってないけど)。

でも、最後にこのバンドの音を記録してライブをしたい。

いま数えたら曲は12曲あった。フルアルバムいけるじゃん。

そして、2016年は『シン・ゴジラ特需』が発動した。

今年は「シン・ゴジラ1周年」ですよ。

ゴジラをテーマに相澤瞬くんとこんな曲まで作った。

「エミソンヌwith G-SUMMITS」で『恋のショックアンカー 愛のGクラッシャー』。

ゴジラに恋する超能力少女を歌ったラブソング。

これ、itunesで実際に発売までしてしまった。良いのか。良いか。

ここで買えます

夏はシン・ゴジラを一晩に2回見て、勢い余ってブログに書き殴った。

それをたくさんの人に読んでもらえたこともあって、昨年は妙に音楽以外の舞台を用意してもらった。

それも記しておこ。

耳マンで東映映画、ラジオでシン・ゴジラ先生、シン・ゴジラ公式番組、オモコロであたまゆるゆる審査員、山田玲司さんの番組でウルトラマン、DONUTでカセットテープ、ストーンズ、特撮秘宝で座談会、井口昇監督の映画、、、

感謝!

そして、日刊サイゾーで『オワリカラ・タカハシヒョウリのサイケデリック偏愛文化探訪記』、SPICEで『オワリカラ・タカハシヒョウリのサブカル風来坊!!』の連載が始まった。(どっちもすごいタイトルだな。)

今年はこの2本の連載を、「中身が面白い」と認知されるまで頑張りたい。

人生30年目を迎えた時に、依頼された仕事はすべて応えようと決めたので、

今、与えられた目の前の舞台に、期待以上のクオリティで応えます。

昔から言ってるけどこのブログは、わたしの外付けハードディスクだ。HDDだ。

内蔵容量からこぼれてしまうものも、この電脳の海に置いておけるし、あなたと共有できる。

こうして並べてみると、2016ずいぶん色々やってきた。後悔は無いなー。

でも、今年はもっとスピードを上げないと、やりたいと思ってることが消えてくスピードにまったく追いつかない。

あと、人としてもう少しまともな生活をしよう。

 

 

 

 

あと、こいつも昨年はお世話になりました。

デザフェス出展とか、ちょっとだけ歩みを進めました。

目標は「アニメ化」と「主題歌作成」です。

 

 

謹賀新年

 

 

 

 

 

 


30年目1

家で1人で年を越すの、結構久しぶりな気がする。

ライブしてたり、何かしらナシクズシ的に年を越すことが多かったから、こうして日をまたぐのを無音で待つのは結構久しぶりだ。

高校生の時、真っ暗な部屋で年をまたぐ瞬間に好きな曲を爆音で再生する、という今思うと本当に暗い奇祭を催していた。

Kula Shakerの"Hey Dude"を再生した年があったけど、今年はイギリスから来たKula Shakerと対バンもしたんだと思うと、あの奇祭も意外と祈りが天に通じたりしたのかもしれないと思う。

いや、本当に結構そういうことなんだと思う。

 

 

実は、今年はオワリカラにとって激動の年だった。

オワリカラをやりたいと言う(ちょっと変な)メジャーレーベル、徳間ジャパンとそのスタッフが現れ、

『ついに秘密はあばかれた』というアルバムがリリースできた。

年始はスタジオワークとかで大変だったな。

それで事務所とも初めてしっかり関わって、あらためて色々なことを試せた。

諸先輩方にコメントをもらって、リリース、ツアー、夏フェスへの出演、Kula Shakerやサンフジンズとの共演、ワンマン、実験惑星。

思ったようにハマらないことも多くて、スタッフに喧嘩をふっかけたことも一度や二度ではないけど、

1年通してオワリカラの音楽で発信しつづけられたこと、挑戦できたこと、これは本当に嬉しいよ。感謝。

そして、アルバムを買う、MVを見る、ライブに来る、踊る、歌う、叫ぶ、笑う、泣く。

オワリカラへ、1アクションを起こしてくれたみんなありがとう。

すべてのその、1アクションずつ。

1アクションを起こすのって本当に大変だもんな。出不精なおれが1番良く知っている。

1アクションは、まじたいへん。

このブログを読むのだって、1アクション。

その1アクション、おろそかにはせぬぞ。

たとえばこうイメージする。

このバンドがライブでどーんと鳴らした音が、耳には聴こえなくなっても鳴り止まないってイメージする。

音の波長が耳に聴こえないくらい微かになって、その振り幅が限りなく平坦になって、無音に近くなっても、それは無になったわけではなく、未来永劫、世界を遊泳するようで、気づかないところで何かに影響を与えたり、コトワリに触れたりしている。

みんなと一緒に、その波形の行き先を眺めている感じ。

今年はほんとうにお世話になりました。

来年はさらに良い曲作るので、よろしく!

 

 

 

あと、今年は後半に、オワリカラでアイドルネッサンスのバンドセットを担当してZeppワンマンを皮切りに3回演奏した。

めちゃめちゃ楽しい時間で、アイドルネッサンスのみんなと、スタッフとファンの人たちに心から感謝してます。

これは前にもちょっと言ったけど、僕のこの好きなことだけやってなんとなくギリギリ許されてきた30年と、彼女たちのこの2年の頑張りは、天秤に乗せたらあちらの方が重いと思う、それくらいの頑張りだ。

とっくに大人の自分が10代の彼女たちを見て尊敬できて、背筋が伸びる思いだった。

凄腕の炭竃さん、園木さん、イイジマさんとの演奏は、本当に勉強になる仕事でした。

これもすべて『踊るロールシャッハ』を選曲したセンス最高のテリーさん、ありがとね!!

またやろう!

 

 

まだ書きたいこと大量にあるけど、とりあえず年越し蕎麦食べにいってくる。

今年もあと10分。

そのまえに、もっかいさいしょから考えてみないか。

 

(youtube公式サイトか、アプリで読むと超とべちゃうすごいMV)


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