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いもやの思い出 漸仞餌膕κ圍院

こいつを見ていただきたい

http://www.mononokekanko.com/mono/36/01.html

彼は「火星大王」というかなり古い玩具である。
僕は彼に並々ならぬ思い出がある。

小学校時代の僕らには、『いもや』という駄菓子屋が溜まり場になっていた。
『おもちゃのNき』という店名で、今まで一度たりとも芋類を売っている状況に出くわしたことは無かったが、何故か『いもや』と呼ばれて繁盛していた。いまだに理由はわからない。

店は母親と息子と思しき親子で経営されており、息子はキャッチボールの相手などをしてくれ、夕飯時には母親が夕飯の残りを客に振舞うというかなり暖かい店だった。

当時、僕と友人のB(元オワリカラベース)とM君の間で、そのいもやの片隅にある超珍妙な玩具に大きな注目が集まっていた。『いもや』は売り物というにはボロボロすぎるほとんどゴミに近い商品を平然と並べており、かなり異質な空間を形成していたわけだが、中でもこの意味不明の玩具は十分に大王としてのインパクトを放っていた。

「どこが火星なのか。」
「どこが大王なのか。」
「価値がある物なのではないか。」

と僕らは遥か遠い火星を闊歩する大王に思いをはせた。

そしてある日、今思うと相当気がブレていた友人のMが
「我慢ならねぇよ、俺、今日火星大王を買いに行く!」
と宣言したのだ。
一同(二名)に戦慄が走る!
そして放課後に3000円という超大金(当時)を手にしたMと以下二名で『いもや』に突入を決行したのだ。

つづく。

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