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ジュラシックワールドに怪獣ランドを思う

『ジュラシックワールド』を見た。
この夏、とにかくぶっちぎりに大ヒット作だ。
文句のつけようのないヒットっぷりで、本来ならこういうヒット作に身構えてしまう性分だが、そこは続編モノの強み、ただひたすら楽しみで楽しみで仕方なかった。
爺さんみたいに思い出話に花を咲かせるけど、なんといっても第一作『ジュラシックパーク』が公開されたときの熱狂はすごかった。
小学校低学年くらいだったと思うが、「今、マジで恐竜がキテル。マジでナウい」となったのだ。
今から考えると1億年くらい前にいた生き物がナウいわけないのだが、とにかく恐竜に夢中になった。
僕は基本的に凝り性なので、昆虫にハマっては昆虫博士的なポジションをめざし、恐竜にハマった時はやはり恐竜博士的なポジションを目指したものだった。
どのようなシチュエーションでも恐竜図鑑読みまくってた。
その恐竜狂い的なスタンスは外にも伝わっていたようで(当たり前か)、バレンタインデーに恐竜の形のチョコをくれたプテラのような、もとい天使のような女子がいた。

義理にしては少し凝ったチョコをくれた、ちょっとぽっちゃりしたあの子はなんて名前だったかなぁ。思い出せない。
恐竜の形が崩れるのが勿体なく食べないでおいたら、カビが生えたのは覚えている。
捨てざるを得なかった、ほろ苦いビターな思い出。もう人妻でしょうね。

ここにきて20年越しの続編『ジュラシックワールド』。
しかも一作目の直接的な続編ということで、期待せずにはいられない。
完璧なシチュエーションで見たい!と、まず4DMXで見る事を固く誓った。
4DMXとは、椅子ががたがた揺れたり、風がふいたり、水がかかったり、匂いがしたり、アトラクション的に楽しめる富士急ハイランド的なシステムだ。
3D眼鏡をかけて顔に風を受けてキャーキャー言ってる姿ははたから見たらうっすらとバカみたいで「そんなの邪道だ!映画っていうのはな人生なんだよ、じっくり腰を据えて、1人で、自分の人生と照らし合わせながら見て初めて感動があるんじゃないのか、みんなで揺れながらワイワイ楽しもうなんてそんなの映画じゃねぇ、子供の遊園地遊びだ!」と憤った諸兄の声が聞こえてきそうだが、どーでも良い。
マッドマックスで経験した4DMXが超楽しかったのだ。
そのため「4DMX以外では絶対見ないぞ!」と余計な誓いをたててしまったために見るのがものすごい遅くなった。
とにかく瞬殺で完売してしまうんだ4DMX。席数少ないから。
結局ひと月近くたってやっと取れた席は、深夜の0:30スタートで上映終了が深夜3時という非情に厳しい時間帯だ。深夜三時に新宿の街に投げ出される救いの無さ。
それでも4DMXで見たい、と新宿難民覚悟でこの席を取る。4DMXは3400円だ。ただただ高い。
で、先に結論から言うと別に4DMXじゃなくてもこれは良いかな?という感じ。
すごいけど、3Dでも良いかな。うん。
あと終わった後に、後ろの席の人が吐いてたんじゃないか疑惑がわき起こり、グラグラ揺れるのも考えものだなーと思った。

それはそれとして下準備も完璧だ。旧作をDVDで見返す入念さ。
一作目、本当に面白いなぁ、完璧!パーフェクト!こんな面白い映画ある?すごいよ。
そりゃ夢中になるわ。毎号ついてくる骨を集めて暗闇で光るティラノサウルスの骨格標本を作ろうとするわ。
二作目、それほど面白く無いなー。そりゃ恐竜熱も冷めるわ。光る恐竜標本も完成させられないわ。
三作目、見ませんでした。
で、ここまで準備して見た『ジュラシックワールド』ですが、期待には応えてくれた。
これぞエンタメ、大作はこうでなければという強引かつ大味な快感。
ヒロインの女性も、30代のエロ可愛い気の強い美人でわたしは大好きです。最近洋画のヒロインとても良い。よくわかってる。
出てくる○○○が実は一作目の○○○だったり、あれが出てきたり、それが出てきたり、一作目を見てると楽しめるポイントが予想以上に多かった。
簡単に言って「ジュラシックパーク」に夢中だった人たちを確実に仕留めにかかってる。
それはもうラプトルの狩りのような正確さで。そして見事に仕留められたのがわたしです。

しかし、ちょっとひっかかったのはこれはもう「恐竜映画」ではなく「怪獣映画」ではないか?
今回の目玉、合成恐竜・インドミナスレックスは怖くて最高だけど、どうも恐竜とは思えない。
怪獣に思える。
そうするとパークに飼育されている恐竜たちは『怪獣総進撃』で怪獣ランドに飼育されているゴジラたちに見えてきた。

そんなことを思っていたら、まきおくん(エンジニア)とジュラシックパークの話になった。
まきおくんは小学生時代あらゆる恐竜の名前を暗記していたほどの恐竜マニアだったのだが、
「ジュラシックパークの恐竜は、サイズや時代配分がめちゃくちゃでぜんぜんリアリティがなくて子供心に認められなかった」というようなことを言っていた。
う〜む、上には上がいるものだ。


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