ありがとうイクサラン、さようならイクサラン

MTG(マジック:ザ・ギャザリング)に相変わらずハマっていて、睡眠時間とお金を吸い取られている。
MTGでは各セットごとに世界観となる「次元」を渡り歩いて、その次元にまつわるカードを扱う。
来週から「ドミナリア」という次元が舞台になるのだが、このドミナリアは25年の歴史を持つMTGの中でも、ストーリーの中心に位置する次元だ。
25周年でホームタウンに久々に帰還し、さまざまな昔懐かしいキャラクターたちが再登場し出迎えてくれる展開というわけだ。
要するに、めちゃくちゃ燃える展開で最高なのだが、
おそらくこのドミナリアの盛り上がりの陰ですぐに忘れ去られていくであろう次元が、1つ前のセット「イクサラン」だ。
ドミナリアの前にプレイヤーたちが来訪したこの次元は、恐竜と海賊と吸血鬼と半魚人がウロウロしている陽気な次元だった。
一部のレアを除いては、カードパワーも低く、チマチマした半魚人や海賊が大自然の中で、どつきあっている。
ドミナリアでは、悪魔や天使が空を舞い、ドラゴンが派手に火を吹いているのに比べるとかなり地味な次元だった。
おそらく売り上げも大したことなかったと思う。
しかし、僕はイクサランを一生忘れないだろう。
僕にとってイクサランは、初めて本気で、今一歩踏み込んで取り組んだセットだったからだ。
MTGの遊び方の1つに、その場で出たカードだけで遊ぶ「ドラフト」というものがある(興味がある人は調べてね)
僕はこれが大好きなのだが、イクサラン環境では100回以上はドラフトした。
ぜんぜんうまくならなかったが、本当に多くの楽しさと、学びを与えてくれた。
どんなことでも、ある一定以上やり込めば見えてくるものは、ある。

いつか、誰かもがイクサランなんて忘れた頃には、またここを訪れたい。
たぶん相変わらずパワーが2、タフネスが1しかないチマチマした海賊や半魚人がどつきあい、雑にデカイ恐竜が出た返しのターンで何もせずに除去されていることだろう。
その時には、もうちょい君たちをうまく扱えるように成長しておくからな。
ありがとうイクサラン、さようならイクサラン。






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